8/2 キャンプを楽しむ登山

ここ数年は軽い荷物で一気に歩いてしまう山登りが多かったのですが、久しぶりにテント泊そのものを満喫しようということで、子供達と友達も誘って、展望抜群の冷池キャンプ場へ。

今期新登場のオスプレー・ジーニス。このシンプルに洗練された作りにそそられて20年ぶりに大型ザックを新調しました。まさに「重い荷物を背負いたくなるザック」です。

やはり、20年の進化は凄い。最近のザックは肩に食い込まないのは知っていましたが、これまでの肩や腰回りがゴチャゴチャしたシステムはイマイチ興味がなかったので、今回の改良は私にとって大ヒット。

このところ天気予報は毎日外れているので、子供連れだしどうせ雨が降れば終了だろうと思ってました。しかし友達のお陰でテンション下がる事無く順調。

この春から試しに履いているレイドライト。サハラマラソン仕様ということで、期待してなかった濡れた路面も意外と滑らず、30kgくらいの荷でも足裏に小石を感じる事もなく、スピードより安定感バッチリのトレランシューズといった感じで山歩きに快適でした。

さて、剣の夕焼けを眺めながらの夕飯が今回のミッションだったけど、ガスガスの北風ぴゅーぴゅーでさっさと撤収。

楽しんでもらおうと色々背負って来ましたが、こういう日はやっぱり尾西食品にしとけばよかった。　

久しぶりに米を炊くと、最近のガスストーブは火力が強くて失敗するし、パイナップルなんて寒くて人気無いし、卵ケースの生卵は割れてるし、星を探す本なんてジップロックから出す事も無く。

そんなオヤジの落胆には関係なく、子供達はUNOで盛り上がっていて助かりました。友達と一緒で良かった、、、

翌朝は、また天気予報が外れて今度は晴れ！

良かった、報われました。

雲の上でキャンプというだけで、みんな大喜びなもので。

富士山や滝雲やブロッケンのお陰でご機嫌なハイキング。

夏休みの一大イベントだったもので、胸を撫で下ろす自分。

最年少のSHUくん6歳はすれ違う皆さんから激励の嵐。お父さんはここの小屋番ですから、まあ自分ちの庭みたいなモンです。

大町から良く見える鹿島槍に到着。みんな助け合って、よくやってくれました。

登った先に五竜、白馬、能登半島、日本海と馴染みの場所が繋がっています。

人間の目先の利益でこの自然が台無しにならないように、というような事を感じてもらえるかどうかはわかりませんが、何かしら心に残る感動がありますように。